研究課題/領域番号 |
23K05926
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分45040:生態学および環境学関連
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研究機関 | 京都女子大学 |
研究代表者 |
中田 兼介 京都女子大学, 現代社会学部, 教授 (80331031)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | クモ / 円網 / 画像解析 / 意思決定 / 情報獲得 |
研究開始時の研究の概要 |
動物の作る建築物の形状や構造は、建築者の生存や繁殖に重要な影響を及ぼす。建築行動に見られる状況に応じた臨機応変な行動にはコストがかかると考えられる。本研究では、円網性クモを用いて、造網行動を撮影し、微小時間のクモの位置、方向、速度などのデータを抽出し、臨機応変な行動のための情報獲得と意思決定にかかるコストを数値化する。また、完成した網の形状の変異を種間・種内で比較し、上記データを用いてその違いや網のアノマリー(異常部分)が微小時間レベルの行動や意思決定のどこに由来するかを明らかにすることで、臨機応変な行動にかかるコストが動物の建築行動にどのような制約を及ぼしているかを明らかにする。
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