研究課題
基盤研究(C)
干潟に生息するシオマネキ類を対象に、複雑な性淘汰を考慮した上で配偶行動と性的形質の関連性を見出す。シオマネキ類の配偶行動には種・個体群間で様々な差異が見らるが、そこにはオス間競争とメスによる配偶者選択が相互に影響していると考えられる。そこで配偶行動に違いがある4種を対象に、集団間の違いを生み出す環境要因と各文脈での性的形質の機能を特定する。また種間比較から性淘汰要素の相互作用と性的形質の関係について包括的な理解を目指す。