研究課題/領域番号 |
23K05979
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分46010:神経科学一般関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
藤原 学 九州大学, 理学研究院, 准教授 (70359933)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 嗅覚応答 / C. elegans / 回路構造 / カルシウムイメージング |
研究開始時の研究の概要 |
動物の中枢神経系でしばしば観察される並列な回路構造(回路の冗長性)にどのような機能的意義があるのかを明らかにするため、完全に回路構造が分かっている線虫の嗅覚回路に焦点をあて、行動測定、変異体等の分子遺伝学的解析、神経活動イメージングによって次の解析を行う。まず、複数の匂い刺激を線虫に同時に与え、複数の匂い情報の同時処理に働く分子と神経細胞を明らかにする。また、嗅覚神経から複数の経路を介して入力を受ける介在神経を解析し、匂い情報の統合様式を調べ行動制御に与える影響を明らかにする。これらの解析により並列回路の役割を明らかにし、高等生物の回路の理解にも寄与することをめざす。
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