研究課題
基盤研究(C)
大脳皮質からのトップダウン神経回路は、様々な状況に適応した欲求行動および情動の調節に重要な役割を担うと考えられるが、満足の生起への関与については未だ不明である。本研究では、これまでに見出した島皮質の第5a層(L5a)から扁桃体中心核を介して嫌悪・不安に関わる脳領域へ連絡するトップダウン神経回路について、欲求行動を抑制および嫌悪・不安レベルを低下させる役割があるかどうかを明らかにする。