研究課題
基盤研究(C)
本研究では、フッ素置換基で安定化された「極安定カルボアニオン」を有機分子の置換基として導入する化学合成手法の開発と、得られた生成物の理論・実験両面からの構造化学、分光学的解析に基づいた、カルボアニオン性置換基の置換基効果に関する解析を進める。特に、これまで検討されてこなかったカルボアニオン部位とコア構造とを隔てるスペーサーの長さが異なる一連の化合物を合成し、カルボアニオン性置換基の置換基効果を体系化していく。