研究課題
基盤研究(C)
アルキニルアゼチジンを用いた変換反応についてはこれまで報告例が少なく、いまだ未開拓の研究領域である。最近申請者は金触媒を用いた2-アルキニルアゼチジンの開環反応の開発に成功した。今回本研究の展開として、金触媒存在下におけるアルキニルアゼチジンのもつ多様かつ特異な反応性に着目し、連続反応による含窒素複素環化合物の合成を試みる。本研究では、アルキニルアゼチジンを分子デザインすることで多様な反応性を引き出し、様々な含窒素複素環化合物のワンポット合成法を確立する。