研究課題
基盤研究(C)
本研究は、リンを基盤とした新たな医薬品の構造展開手法の開発を目的とする。新規骨格構造としての応用が期待できる、ホスフィンアミド誘導体、ホスフィンボラン誘導体の2系統の含リン化合物について、物性解析および活性化合物創製の両者を指向した化合物を系統的に設計、合成する。続いて、安定性や疎水性等に関する構造物性相関を検討し、構造展開オプションとしての性質を解明するとともに、核内受容体シグナルを標的とした生物活性評価を行い、医薬品リード化合物の創出につなげる。