研究課題
基盤研究(C)
アミノ酸がいくつかつながってできるペプチドは、生体内の様々な場所で機能している。ペプチドが機能する際には、特定の三次元構造をとることが重要であり、ペプチドの三次元構造を制御する方法が研究されている。我々はこれまでにペプチドの側鎖を炭素結合で環化(ペプチドステープリング)する研究を行なっており、5員環状のアミノ酸を用いるとE体が優先して得られてくることを見出している。本研究では、環化の土台となるアミノ酸を検討することで、E体またはZ体に構造を制御した環化ペプチドの合成法を開発する。