研究課題/領域番号 |
23K06069
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47020:薬系分析および物理化学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
原田 努 昭和大学, 薬学部, 准教授 (20773930)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 服薬補助食品 / 放射光X線ラジオグラフィ / 錠剤崩壊遅延 / 錠剤コーティング / とろみ水 |
研究開始時の研究の概要 |
高齢者の嚥下機能低下により、水に粘性を付与したとろみ水を用いた薬の服用が一般的になってきた。しかし、このとろみ水により錠剤が消化管内で崩壊しなくなり、薬の吸収が低下する事例が報告されており、特に口腔内崩壊錠においては顕著である。そこで我々は放射光X線ラジオグラフィを用いて、錠剤内に水が浸透して崩壊する過程をリアルタイムに観察する手法により、崩壊剤の種類ごとに水を吸う速度や膨潤性を解析し、崩壊遅延を防止するための処方設計を行う。さらにとろみ水の影響を軽減できる錠剤へのコーティング剤も調べる。錠剤処方の最適化だけでは十分な効果が得られない場合は、服薬に適したとろみ水の開発も検討する。
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