研究課題
基盤研究(C)
糖鎖修飾はタンパク質の翻訳後修飾の一つであり,その多様な構造はタンパク質の様々な機能制御に関わるだけでなく,疾患や老化のバイオマーカーになる可能性を秘めた重要な翻訳後修飾である.本研究課題では,これまでに開発したシアル酸の結合様式を容易に区別できる糖鎖・糖ペプチド解析法について,検体の前処理および解析のスループット性を向上させ,横断・縦断コホート検体に応用する.それにより,血漿タンパク質における糖鎖の健康長寿マーカーとしての有用性を多検体で検証する.