研究課題
基盤研究(C)
網膜色素変性は、光を受容する視細胞の神経変性が徐々に進行して引き起こされる遺伝性の眼疾患であり、日本の後天性失明原因の第 2 位であるにも関わらず、未だ有効な治療法は確立されていない。この病態の発症や進行に網膜の血流低下が関与している可能性があり、網膜循環の正常化が視覚障害の進行の抑制に重要と考えられるため、本研究では網膜循環障害の機序とその回復法について明らかにし、予防・治療薬の探索につなげる。