研究課題
基盤研究(C)
漢方薬は長い使用経験を基に医薬品として用いられてきており、その効果が臨床的には確認されてはいるものの、多成分系であるが故に新薬で解明されているような薬効に関する作用メカニズムは未知な点が多い。本研究は漢方薬の有効性が複数の成分の協同作用という観点に着目し、漢方薬を構成する生薬を一緒に煎じる事で起こりうる成分量の変化を明らかにすることで、品質管理や有効性に新たな知見を加える事を目標としている。