研究課題
基盤研究(C)
免疫抑制薬タクロリムスは、血液中では80%以上が非作用点である赤血球に局在する。本研究では、タクロリムスの赤血球分布におけるFKBPの存在意義を明らかにし、循環血液中でのタクロリムスの赤血球移行性におけるFKBPの寄与を解明する。そこから、FKBPによるタクロリムスの体内動態制御機構を証明する。さらに、FKBPのバイオマーカーとしての開発を行うことで、革新的な個別化医療の確立を目指す。