研究課題
基盤研究(C)
本研究では、レンボレキサント(LEM)及びスボレキサント(SUV)の精密投与設計法を構築することを目的として以下を行う。LEM及びSUVの症例数は各100例とした観察研究を行う。LEM及びSUV服用患者の血漿中及び遊離形濃度を測定し、治療効果及び有害事象との関連を評価する。血漿・血清中の薬物代謝能マーカー、性ホルモン、炎症性サイトカイン濃度を測定する。肝及び腎機能等の臨床検査値、薬物間相互作用及び患者背景情報を診療録より入手する。薬物代謝及び排泄関連タンパク質の遺伝子多型を検出する。LEM及びSUVの薬物動態への各影響因子の寄与度を同定した上で、LEM及びSUVの精密投与設計法を開発する。