研究課題
基盤研究(C)
トリプルネガティブ乳癌(TNBC)は、高頻度で起きる骨への転移が生命予後に大きく影響する。骨転移の成立には、TNBCと骨微小環境との相互作用が重要であるが、骨微小環境中には多種多様な因子が存在し、どの因子がTNBCの骨転移に関与しているのか不明である。本家嗅課題は、骨微小環境と相互作用するTNBCの受容体を明らかにし、骨転移に対する治療標的分子を見出すことである。本研究の成果は、TNBC骨転移の分子機序の解明に貢献するだけでなく、TNBC骨転移に対する新たな治療法開発に繋がることが期待される。