研究課題
基盤研究(C)
本申請の目的は”①老眼発症メカニズムの解明”および“② 老視モデル動物の作成”であり、本申請研究を老眼の基礎研究の先駆け研究にする。本申請研究では、in vitro, ex vivoの実験系を組み合わせて遂行する。in vitro実験系はヒト水晶体上皮細胞株を用いてTRPVチャネル刺激剤で処理し、TRPVチャネルの活性・局在変化と下流シグナルを検討する。ex vivo 実験系は申請者が確立したex vivo擬老眼モデルを用いて人為的に近方視および遠方視の水晶体を再現し、TRPVチャネルの局在や活性を観察する。本申請研究遂行により、老眼発症メカニズムと老眼モデル動物創製を試みる。