研究課題
基盤研究(C)
超高齢社会を迎えた我が国において、認知症の最大原因疾患であるアルツハイマー型認知症(AD)の病理形成機構の解明とその治療法開発は喫緊の課題である。アミロイドβ(Aβ)はAD発症の原因物質として見なされており、Aβプラークの形成は神経突起の局所変性を引き起こす。本研究では、Aβプラーク形成に応じて生じた神経突起の局所性の変性が、神経細胞全体の機能にどのような影響を及ぼすのかを明らかにすることを目指す。