研究課題
基盤研究(C)
本研究は、「新しい細胞死経路であるスポトーシス」によって運動ニューロンが死滅し、筋萎縮性側索硬化症(ALS)が発症する機能的役割と分子機構を解明することを目的とする申請者は最近、発見したスポトーシスが、アポトーシスなどの既知の経路では説明できないALSにおける運動ニューロン死を起こすことを示唆した。しかし、スポトーシスによる運動ニューロン死が、ALS発症に機能し、またいかにして誘導されるかについては不明である。そこで、本研究ではスポトーシスがALS発症における細胞死を起こすために運動ニューロンに備わっていることを証明する。