研究課題
基盤研究(C)
本研究は、先天性知的障害原因遺伝子である低分子量Gタンパク質Arf6活性化制御因子BRAG2の生体機能の解明のため、以下の4点を実施する。(1)全身型BRAG2遺伝子欠損マウスを用いた個体発生・器官形成における機能解明(2)BRAG2の高次神経機能における機能解明:中枢神経系特異的BRAG2遺伝子欠損マウスを用いて、分子解剖学的、電気生理学的、行動学的解析を実施し、高次神経機能におけるBRAG2の役割を明らかにする。(3)BRAG2の網膜リボンシナプスにおける機能解明:網膜光感受細胞特異的BRAG2遺伝子欠損マウスを作製し、リボンシナプスにおけるBRAG2の機能の解明を目指す。