研究課題
基盤研究(C)
社会や環境より受ける過度のストレスは脳内において炎症性サイトカインやストレスホルモンの亢進による認知情動変容を生じうつ病のリスクとなる。しかし、これらの分子が神経細胞内部の分子シグナルや代謝、神経グリア相互作用を介して局所・広域神経回路を変容させる機序は殆ど不明である。本研究においては超微細な細胞生物学的解析とマルチオミクス解析を組み合わせることにより、脳代謝リモデリングの実態と機序、意義を解明する。