研究課題
基盤研究(C)
本研究では、私共が見出したグレリンの新規受容体DAGRが抗がん剤ドキソルビシンによる心筋細胞死を抑制するシグナル(分子機構の実体)を明らかにすることと、現在見出しているDAGR受容体に結合する短い人工ペプチドを用いて細胞死抑制効果や動物モデルでの心不全改善作用を示すことを目的とし以下の研究を行う。i)デスアシルグレリン受容体DAGRを介した細胞死抑制シグナルの解明ii)デスアシルグレリン受容体DAGRと人工ペプチドの親和性解析iii)ゼブラフィッシュやマウスでの人工ペプチドによる心不全抑制作用の検証