研究課題
基盤研究(C)
AFF3 分子は自己免疫疾患の感受性遺伝子として知られており、研究代表者は最近の研究によりAFF3 はIgG 抗体のクラススイッチを制御することで体内のIgG の量を調節していることを発見した。マウスとヒトではAFF1~AFF4 分子が知られており、CDK9 とRNA ポリメラーゼIIによる転写伸長を調節することが知られている。CDK9 は複数種の複合体を形成するが、それらの違いは不明な点が多い。本研究では、Cdk9 およびAAff1、3、4 遺伝子欠損マウスを利用し、AFF 依存的・非依存的なCDK9 の機能の違いとその制御機構について解明することを研究目的とする。