研究課題
基盤研究(C)
本研究では既存の臨床パラメーターに肝細胞由来の血中細胞外小胞の情報を加えて機械学習を走らせることにより、NAFLDからの肝発癌高危険群を効率的に同定する。検討対象は、臨床パラメーターが付随する血清保管済みのコホート(本研究は、癌の存在診断ではなく「発癌高危険群」の同定のために、1500人の患者(肝がん患者500人、対照となる同時期の性・年齢をマッチさせた非肝がん患者1000人)の「肝癌診断1年前の血清」を用いる)を、テストコホートと検証コホートに分けて評価し、ROCを描いてAUCを算出のうえ評価する。