研究課題
基盤研究(C)
現代社会では人は日常的に地磁気や電化製品などによる超低周波磁場にさらされているが、微弱な磁場が生体に影響を与える報告はほとんどない。我々は1-8 Hzで8秒間に変動する10 μTの超低周波微弱パルス磁場がマイトファジーを誘導後ミトコンドリア新生を促進し、ホルミシス効果によりミトコンドリアを活性化することを見出した。本研究ではパーキンソン病の神経精神疾患とミトコンドリア病に対する超低周波微弱パルス磁場の効果を、モデルマウス、患者由来Cybrid細胞、患者由来iPS細胞を用いて検証する。さらに、生物に対する作用機構が知られていない超微弱磁場の量子力学的作用機構を明らかにする。