研究課題/領域番号 |
23K06518
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49040:寄生虫学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
徳舛 富由樹 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (60733475)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | マラリア / 脂質代謝 / 寄生虫 / リピドミクス / リン脂質の多様性 |
研究開始時の研究の概要 |
赤内期の熱帯熱マラリアは、赤血球に侵入し赤血球膜から寄生胞膜の中で成長し、増殖する。細胞内の原虫の成熟にともない、宿主赤血球膜、原虫を包む寄生胞膜、そして寄生している原虫の脂質構成は3つの異なった分子構成になる。この違いは主にリン脂質とそこに含まれる2本のアシル鎖の組み合わせにより決定され、数千種にも及ぶ多様性が存在する。この多様性は各膜の物性にも影響し、感染細胞全体のバランスを維持している。本研究では、赤内期マラリア感染赤血球がどのように最適な膜脂質分子構成を維持しているかに焦点をあて、リン脂質バラエティの中核をなすアシル転移酵素群の機能解析と細胞生物学的解析からその生存戦略を明らかにする。
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