研究課題/領域番号 |
23K06523
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49040:寄生虫学関連
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
永宗 喜三郎 国立感染症研究所, 寄生動物部, 室長 (90314418)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | トキソプラズマ / ゲノム / 遺伝型 |
研究開始時の研究の概要 |
トキソプラズマは非常にクローナルな生物であり、世界中で16の遺伝型のみの存在が報告されており、また遺伝型と地理的分布や病原性が非常に相関していることも知られている。日本の トキソプラズマの遺伝型についての情報はほとんど存在しないが、申請者らは最近、日本のト キソプラズマは世界の他の地域とはまったく異なる独自の進化を遂げている可能性を見出した。 そこで本研究では、日本由来トキソプラズマを多数分離、収集して全ゲノム配列の解析および病原性を調べることにより、日本におけるトキソプラズマの特異性を調査し、さらに病原性と連鎖するSNPsを絞り込むことで、日本由来トキソプラズマ独自の病原因子の同定を目指す
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研究実績の概要 |
トキソプラズマは非常にクローナルな生物であり、世界中で16の遺伝型のみの存在が報告されており、また遺伝型と地理的分布や病原性が非常に相関していることも知られている。日本の トキソプラズマの遺伝型についての情報はほとんど存在しないが、申請者らは最近、日本のトキソプラズマは世界の他の地域とはまったく異なる独自の進化を遂げている可能性を見出した。 そこで本研究では、日本由来トキソプラズマを多数分離、収集して全ゲノム配列の解析および病原性を調べることにより、日本におけるトキソプラズマの特異性を調査し、さらに病原性と連鎖するSNPsを絞り込むことで、日本由来トキソプラズマ独自の病原因子の同定を目指す。現在、新たな分離株の確立に努めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
現在、新たな分離株の確立に努めている。
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今後の研究の推進方策 |
新規分離株が確立でき次第、逐次病原性やゲノム配列の決定へと解析を進める。
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