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脂質代謝・輸送システムによるHIV-1複製の制御機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K06558
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分49060:ウイルス学関連
研究機関東京大学

研究代表者

合田 仁  東京大学, 医科学研究所, 特任准教授 (90361617)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードHIV / 感染治療 / ウイルス
研究開始時の研究の概要

細胞内脂質代謝・輸送システムによるHIV-1感染・増殖の制御機構の解明を目的として、細胞内コレステロール輸送の制御因子による潜伏プロウイルスの転写再活性化の分子機構を含め、脂質代謝・輸送システムによるHIV-1プロウイルス転写制御のメカニズムを明らかにする。また、それらシステムによるHIV-1感染・増殖の調節機構を明らかすることで、HIV-1感染症に対する新規治療標的のソースの提唱を試みる。

研究実績の概要

体調不良のため、2023年度の計画は2024年度に実施する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

体調不良による長期療養のため。

今後の研究の推進方策

種々のHIV-1潜伏感染モデル細胞を用いてOSBPのノックダウンまたはノックアウトを行い、OSBPの機能異常がプロウイルスの転写再活性化を誘導することを明らかにする。また、コレステロール添加や細胞内局在変化を観察し、OSBP阻害はコレステロール代謝・輸送システムの異常を介してプロウイルス再活性化を誘導するのか、それとは違う機構で誘導するのかを明らかにする。さらに、HIV-1感染者から得られたPBMCを用いて、OSBP阻害がプロウイルス転写活性を誘導するのか検討する。細胞内コレステロール輸送阻害剤ITZおよびOsw-1処理、OSBPのノックダウンまたはノックアウトによって発現が変動する遺伝子群をRNAseqによって解析し、どのようなシグナル伝達機構がプロウイルスの再活性化を誘導するのかを解明する。ITZやOsw-1以外の様々な脂質代謝・輸送阻害剤をスクリーニングすることで、プロウイルスの転写活性を誘導するまたは抑制する阻害剤を同定する。OSBP阻害によるHIV-1感染・増殖に対する影響を明らかにするために、ITZOsw-1処理やOSBPノックダウンまたはノックアウトによるHIV-1実験室株の培養細胞における増殖への影響について評価する。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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