研究課題/領域番号 |
23K06611
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分50010:腫瘍生物学関連
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
沖本 民生 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 助教 (00733586)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ARAF / CRAF / RAF1 / genome / lung cancer |
研究開始時の研究の概要 |
<目的①>ARAF/CRAF遺伝子異常による発癌機構を解明し、その治療の最適化を目指すことを目的とする。試験管内で異常タンパクの機能を解析すると同時に、各種RAF阻害剤やMEK阻害剤の効果をスクリーニングする。また、ARAF/CRAF遺伝子異常によって発癌するモデルマウスをもちいて、薬剤の効果を確認する。 <目的②>ARAF/CRAF遺伝子異常が他の発癌遺伝子を標的とした治療を行った際の耐性機序に関与している可能性がある。癌組織のゲノムスクリーニングデータの解析を行い、発見された変異RAFタンパクの機能解析を行う。また、ARAF/CRAF遺伝子変異を持つ患者の背景、頻度などを日米で比較する。
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研究実績の概要 |
ARAF/CRAF変異の頻度を癌種ごとに調査を行っている。その一部をASCOで報告した。現在、ARAF、CRAF変異とそのほかの遺伝子変異との関係を調査している。 また、上記は米国でのデータであり、現在日本でのデータを集積できるよう各種申請を行っている。 米国で樹立したARAF/CRAF変異のモデルマウスに関しては輸送の準備を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
1本目の論文がpublishされてからARAF/CARFモデルマウスの輸送を行う予定である。1本目の論文を2023年度中に予定していたが、予定より遅れている。そのためまだモデルマウスを使用した実験が始められていない。
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今後の研究の推進方策 |
・日本に置けるARAF/CRAFの遺伝子変異の頻度を調査する。 ・日本人特有/新規の変異があれば発癌との関与に関して基礎的検討を行う。 ・モデルマウスを米国より輸送し、最適な薬剤を探索していく。
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