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リキッドバイオプシーを用いた膵癌個別化治療のための腹膜播種予測miRNAパネルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K06767
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
研究機関熊本大学

研究代表者

山村 謙介  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 特定研究員 (10816507)

研究分担者 中川 茂樹  熊本大学, 病院, 特任助教 (10594872)
新田 英利  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 特定研究員 (90555749)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード膵癌 / 腹膜播種 / リキッドバイオプシー / 個別化治療 / マイクロRNA / バイオマーカー / micro RNA
研究開始時の研究の概要

膵癌は治癒困難な悪性腫瘍の代表であり、その中でも腹膜播種を有する症例は極めて予後不良である。近年の新規化学療法の導入により腹膜播種が消失する症例も散見され、徐々に根治を期待できる状況へ進歩しているが、術前に微少な腹膜播種を診断することは未だ困難である。本研究は、リキッドバイオプシーを用いた、微少な膵癌腹膜播種を診断するmiRNAパネルの開発を目指し、国際共同研究を行う。パブリックデータベースと世界各国から集められた膵癌の臨床サンプルの網羅的なmiRNA解析を行い、②複数のコホートでの膵癌切除標本による検証、③血液検体での検証を行う。

研究実績の概要

膵癌は治癒困難な悪性腫瘍の代表であり、その中でも腹膜播種を有する症例は極めて予後不良である。近年の新規化学療法の導入により腹膜播種が消失し徐々に根治を期待できる状況へ進歩しているが、術前に微少な腹膜播種を診断することは未だ困難である。そのため局所進行膵癌に対しては審査腹腔鏡手術が行われることが多いが、不要な手術の回避や周術期の膵癌個別化治療のための非侵襲的な革新的なバイオマーカーの開発が強く求められている。本研究は、リキッドバイオプシーを用いた、微少な膵癌腹膜播種を診断するmiRNAパネルの開発を目的とする。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

膵癌腹膜播種サンプルの収集において、もともと患者数が少なく、その中でも次世代シークエンサーを用いた遺伝子解析に不適なサンプルも含まれていることが判明し、研究精度向上のためさらに臨床サンプル収集を継続している。また、次世代シークエンサーのDNAライブラリー作成の調整に時間を要している。以上の状況により、進捗状況は遅れていると判断する。

今後の研究の推進方策

当初のQ1で予定していた、次世代シークエンサーによる腹膜播種を有する膵癌患者特異的な血中遊離microRNAの同定を行い、得られた結果からさらにバイオインフォマティクスよるデータ解析を進めていく。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2024

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 当院における膵癌術前補助化学療法の導入と短期成績の検討2024

    • 著者名/発表者名
      山村謙介
    • 学会等名
      第124回日本外科学会定期学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 当院におけるGemcitabin+S-1療法による膵癌術前補助化学療法の現状と治療効果の検討2024

    • 著者名/発表者名
      山村謙介
    • 学会等名
      第78回日本消化器外科学会総会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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