研究課題
基盤研究(C)
サルの大脳皮質のうち、発声にかかわることが知られている前帯状皮質、および運動制御に重要な運動前野などの運動関連皮質のうち顔面口腔の運度にかかわる領域を電気刺激によってマッピングする。その後、同定されたACCの発声領域及び運度関連皮質の顔面口腔領域を、低頻度長時間の電気刺激によって刺激し、誘導される発声及び表情を録音・録画し、解析する。電気刺激によって発声もしくは表情を誘発した領域に各種神経トレーサーを注入する。脳標本を作成、神経トレーサーによってラベルされたニューロンの分布を調べ、表情、発声関連領域の神経入出力を明らかにする。