研究課題
基盤研究(C)
近年、μ-δヘテロダイマー受容体作動薬が鎮痛耐性を示さずに鎮痛効果を発揮することが報告された。しかし既報のμ-δ受容体作動薬のμ-δ受容体選択性は低いことを申請者自ら確認した。本研究ではこれまでに見出したμ-δ受容体作動薬SYK-1222と1227の構造を種々変換し、より高選択性、高活性な化合物を見出す。また、in vivo実験にて鎮痛作用、運動機能への影響や薬物依存性を検討し、μ-δ受容体の機能解明を行う。