• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

遠隔超音波検査システムの確立と遠隔超音波操作ロボットの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K06844
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52010:内科学一般関連
研究機関秋田大学

研究代表者

佐藤 和奏  秋田大学, 医学系研究科, 助教 (50748283)

研究分担者 長縄 明大  秋田大学, 理工学研究科, 教授 (70271872)
渡邊 博之  秋田大学, 医学系研究科, 教授 (80323145)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード遠隔医療 / 超音波検査 / 遠隔診療 / ロボット
研究開始時の研究の概要

へき地の専門医不足はいまだ深刻で、医療の均てん化を測ることは重要課題である。循環器疾患において、超音波検査は診断・病態把握のために非常に有用であるが、超音波専門医不在の地域も多い。へき地にいても都市部と同等レベルの超音波診療を受けられるよう、①遠隔超音波検査システムを秋田県内で確立する②さらにロボット遠隔操作を加えたリアルタイム遠隔超音波検査システムの開発を目指す、を目的に本研究を行う。本研究を進めることにより超音波診療の均てん化がなされ、循環器疾患の早期発見・治療開始につながることが期待できる。

研究実績の概要

へき地の専門医不足はいまだ深刻で、医療の均てん化を測ることは重要課題である。循環器疾患において、超音波検査は診断・病態把握のために非常に有用であるが、超音波専門医不在の地域も多い。へき地にいても都市部と同等レベルの超音波診療を受けられるよう、①遠隔超音波検査システムを秋田県内で確立する ②さらにロボット遠隔操作を加えたリアルタイム遠隔超音波検査システムの開発を目指す、を目的に本研究を行う。本研究を進めることにより超音波診療の均てん化がなされ、循環器疾患の早期発見・治療開始につながることが期待できる。
①「リアルタイム遠隔超音波検査システムを秋田県内で確立する」について
秋田県内の5カ所の関連病院(雄勝中央病院、大館市立総合病院、能代厚生医療センター、大曲厚生医療センター、由利組合総合病院)にLumifyを配置し、秋田大学と連携を測れるよう体制を構築した。現在各病院と月に1度程度、遠隔診療として遠隔エコーを行い、診療援助を行っている。現在秋田大学では超音波専門医2人体制で秋田県内を幅広くカバーして教育・指導を行っている。また、定期的に遠隔エコーを行っている他、臨時の依頼にも対応し、緊急で大学に搬送すべきかどうかなどを画像を共有することによって判断し、よりスムーズな医療連携体制の構築が可能となっている。
②「遠隔超音波操作ロボットの開発を目指す」について
医師の操作性や患者の安全性を考慮した上で必要となるロボットの仕様を整理し、今年度は患者側システムにおいてロボットに搭載するプローブ把持部に必要となる機能や仕様について検討を行い,機械的安全装置の設計や,押し力の閾値に基づく板ばねの設計等を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

秋田県内各病院に遠隔エコーを広く普及させ、現在はロボット購入に向けて準備しているところである。

今後の研究の推進方策

健診への遠隔エコー導入を進めたい、また、遠隔超音波操作ロボットの開発を進めていく。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2024 2023

すべて 学会発表 (3件) (うち招待講演 2件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 遠隔超音波診断で活用するプローブ把持部の開発2023

    • 著者名/発表者名
      石井裕貴,佐藤和奏,南斉俊佑,星崎みどり,渡邊博之,長縄明大
    • 学会等名
      計測自動制御学会東北支部 第 345 回研究集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 不整脈診療における心エコー図の役割2023

    • 著者名/発表者名
      佐藤和奏
    • 学会等名
      第3回日本不整脈心電学会東北支部地方会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 頸動脈に対するSSMIの臨床応用2023

    • 著者名/発表者名
      佐藤和奏
    • 学会等名
      JAN&Embolus2023
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [図書] 映像情報メディカル 超音波診断BOOK20242024

    • 著者名/発表者名
      佐藤輝紀、佐藤和奏、渡邊博之
    • 総ページ数
      4
    • 出版者
      産業開発機構
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi