配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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今後の研究の推進方策 |
4・6週齡C57BL/6j雄マウスに、BSF (40-50 mg/kg)を腹腔注射と放射線6Gy 1回或いは1Gy 6 回全身照射する。60日後、コントロール(MF)餌、5種類の漢方製剤を含有させた餌(牛膝抜きTJ107、車前子抜きTJ107、TJ107、TJ41、TJ7:ヒト投薬量を体重換算して5倍を餌に含有)を60日まで自由摂食させた後に経時的に精巣を摘出し解析を行う。各週齢雄マウスにBSF投与あるいは放射線全身照射単独投与抗癌治療をする。重量解析および精子形成の解析による漢方薬の治療効果を確かめる。そして精子形成改善効果のある免疫因子の関与と同定する:上記の改善効果のある漢方薬を投与群と改善効果のない漢方薬投与群で、精巣間質に多く存在するマクロファージなどの精巣内での浸潤細胞や常在性細胞について調べるため、経時的に精巣内細胞の各種細胞表面マーカー分子に対する抗体を用いて多重染色後、フローサイトメーターを用いてFACS解析を行う。精子形成に関連する精巣間質のライディッヒ細胞と精細管内のセルトリ細胞に対する抗癌治療の影響についてまだ報告が少ないため、各週齡雄マウスの5種類の漢方製剤投与から120日まで経時的に精巣からRNAを抽出し、生殖細胞やセルトリ細胞、ライディッヒ細胞の関 連遺伝子(Germ cell: Tnp1, Spo11, Stra8; Sertoli cell: Amh, Aqp8, Cldn11, Clu, Ccnd2, Espn, Fyn, Inhba, Il1a, Rhox5, Testin, Sox9, Trf; Leydig cell: Hsd3b6, Star, Lhr, Pdgfa等)について調べる。
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