研究課題
基盤研究(C)
関節リウマチ(RA)関連間質性肺病変(RA-ILD)は生命予後に重大な影響を及ぼしうるが、病態の解明・治療法の確立は未だ不十分である。ILDのバイオマーカーKL-6, SP-Dは感度が低いため、リウマチ診療で使い難く、新規RA-ILDバイオマーカーが渇望されている。それにもかかわらず、RA-ILDのバイオマーカーの報告は少ない。そこで、網羅的な血清蛋白質同定法でRA-ILDに出現する新規蛋白質バイオマーカーを探しだすことを計画した。疾患プロテオミクス解析とReplication studyで候補血清蛋白質を選び、ELISAによる検証を行う。
関節リウマチ(RA)関連間質性肺病変(RA-ILD)は生命予後に重大な影響を及ぼしうるが、病態の解明・治療法の確立は未だ不十分である。ILDのバイオマーカーKL-6, SP-Dは感度が低いため、リウマチ診療で使い難く、新規RA-ILDバイオマーカーが渇望されている。それにもかかわらず、RA-ILDのバイオマーカーの報告は少ない。そこで、網羅的な血清蛋白質同定法でRA-ILDに出現する新規蛋白質バイオマーカーを探しだすことを計画した。新規特異的血清蛋白質測定法の感度は高く、サイトカイン類などの微量蛋白質も測定可能である。疾患プロテオミクス解析とReplication studyで候補血清蛋白質を選び、ELISAによる検証を行う。RA-ILDのバイオマーカーを開発し、病因・病態を解明する過程で、RA-ILDの診断法・治療法の確立上、多数の有用な知見が見いだされると期待される。
2: おおむね順調に進展している
網羅的な血清蛋白質同定法でRA-ILDの血清蛋白質を測定した。これから特異的な候補血清蛋白質を選ぶ段階にある。
特異的な候補血清蛋白質を選び、ELISAによる検証を行う。
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Arthritis & Rheumatology
巻: in press 号: 6 ページ: 869-881
10.1002/art.42809
RMD Open
巻: 10 号: 1 ページ: e003897-e003897
10.1136/rmdopen-2023-003897