研究課題
基盤研究(C)
本研究では、パーキンソン病治療に向けた創薬評定を策定を目指し、PINK1-Parkinを介したマイトファジーの分子機序の全貌の解明を目的とする。具体的には、2つのアプローチ(分子遺伝学的スクリーニングと生化学的スクリーニング)で同定した『PINK1-Parkinシグナルに関与する3分子』に関し、マイトファジーの隔離膜形成や神経ミトコンドリア機能への影響に焦点を当て、細胞生物学的解析とショウジョウバエ分子遺伝学的解析を組み合わせた分子機序解明を試みる。さらに、iPS細胞を用いて、ドパミン神経におけるそれら3分子の役割の評価も目的とする。