研究課題/領域番号 |
23K06972
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52020:神経内科学関連
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
ケレベール オレリアン 順天堂大学, 医学部, 特任助教 (70623594)
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研究分担者 |
小出 隆規 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (70322253)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | stroke / angiogenesis / triple helix peptide / blood brain barrier |
研究開始時の研究の概要 |
急性期における血液脳関門(BBB)の破綻を修復し、脳浮腫を回避することに着目した研究に加え、回復期に梗塞周辺部の血管新生を促進する方法も注目されている。その中で研究代表者は、虚血後の組織改変のダイナミズムに関与するインテグリンと細胞外マトリックスの相互作用がBBBの機能維持と血管新生の制御に重要な役割を担っていることに着目した。本研究では、受容体特異的な機能を発現する「3重らせん構造をとる合成コラーゲン模倣ペプチド」の導入によって、BBB修復と血管新生の両方の機能配列を持つペプチドを組み合わせ、投与時期を適正化することで、組織修復の最適化を目指する。
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研究実績の概要 |
急性期における血液脳関門(BBB)の破綻を修復し、脳浮腫を回避することに着目した研究に加え、回復期に梗塞周辺部の血管新生を促進する方法も注目されている。その中で研究代表者は、虚血後の組織改変のダイナミズムに関与するインテグリンと細胞外マトリックスの相互作用がBBBの機能維持と血管新生の制御に重要な役割を担っていることに着目した。本研究では、受容体特異的な機能を発現する「3重らせん構造をとる合成コラーゲン模倣ペプチド」の導入によって、BBB修復と血管新生の両方の機能配列を持つペプチドを組み合わせ、投与時期を適正化することで、組織修復の最適化を目指する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
我々は、血管リモデリングの程度を効率的に観察するため、三次元共焦点画像データセットから脳微小血管トポロジーの解析方法を新たに開発した。 この方法を適用して、マウス脳の限局性脳虚血後に発生する血管新生を定量化した.
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今後の研究の推進方策 |
我々は、sTHPの分布をさらに調査し、脳浮腫のサイズ、エバンスブルー浸出液、フィブリノーゲンの血管外遊出、ミクログリアの活性に対するsTHPの影響の調査を開始する予定である。
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