研究課題
基盤研究(C)
インターネット嗜癖(ネット嗜癖)について、認知・心理指標との関連を調べるとともに、超高磁場・高解像度の7テスラMRI(7T-MRI)を用いて脳画像解析にて神経基盤を調べる。特に、診断閾値下のネット使用とネット嗜癖の差異および、ネット使用の用途間での差異に着目し、予防・診断に関するバイオマーカーとしての脳画像所見を得ることを目指す。本研究では、低~中~嗜癖レベルまで連続的な使用レベルについて検討が可能であるという点で独創的である。これにより、適正なリテラシーに関する知見をえて、ネット嗜癖の予防に活用できる。また、7T-MRIにより、従来描出不能であった脳構造を評価することができる。