研究課題
基盤研究(C)
一酸化窒素系が認知症と関連することを明らかにするために、地域住民を対象とした調査(集団ベース研究)および動物実験を用いる。集団ベース研究については、地域住民に対し質問紙法を用いた情報と血液から得られる生化学的情報、遺伝子DNAおよびRNAから得られる情報を利用し解析する。動物実験においては、一酸化窒素の分解に関わる酵素の欠損したモデルマウスを用いる。これらを組み合わせて、血管拡張作用を持つ神経伝達物質である一酸化窒素と認知機能の関係を示したい。