配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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研究開始時の研究の概要 |
過敏性腸症候群 (irritable bowel syndrome, IBS) は、慢性的に腹痛や便通異常が続く腸の機能的疾患で、ストレスと関係が深い。IBSの病因は未だ不明であるが、「脳腸相関」の異常が病態に関与していると言われている。脳内ストレス伝達物質である副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン (corticotropin-releasing factor, CRF)は、大腸の機能を過剰に亢進するため大腸での過剰分泌がIBSの病態形成に関与していることが示唆されている。CRFによる大腸の機能障害に関する求心性情報伝達の解明は、ストレスによるIBSの病態形成機構の解明において必要不可欠である。
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