研究課題
基盤研究(C)
この研究では、覚醒剤使用障害の患者を対象としてアデノシン2A受容体(A2AR)遮断作用を 持つパーキンソン病治療薬であるイストラデフィリン(商品名:ノウリアスト)を2週間投 与し、その前後で陽電子断層撮像法(positron emission tomography: PET)スキャンを行い、介入前後の神経炎症の変化を評価する。副項目として脳形態の変化や神経炎症との関連につい ても評価するため、拡散強調画像の一種で脳の微細構造の変化を反映するとされる拡散尖度 画像(diffusion kurtosis imaging: DKI)を同様のタイミングで撮像する。