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統合失調症における耐糖能異常の多遺伝子リスクスコアモデル作成とその臨床応用

研究課題

研究課題/領域番号 23K07030
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52030:精神神経科学関連
研究機関新潟大学

研究代表者

小野 信  新潟大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (60623402)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワード抗精神病薬 / クロザピン / 統合失調症 / ポリジェニック・リスク・スコア
研究開始時の研究の概要

クロザピンを内服する日本人統合失調症を対象に糖尿病リスクを明らかにすることは重要である。ポリジェニック・リスク・スコア(PRS)を用い、クロザピンにより誘発される糖尿病に関する遺伝的背景を同定することにより、バイオマーカーの予測値であるPRSと臨床情報を加味した糖尿病リスクを明らかにする。

研究実績の概要

統合失調症患者は、肥満、糖尿病などの心血管代謝リスク因子の有病率が通常の人口と比較して高い。アジア人では欧米人に比較し、膵β細胞の機能が低く、糖尿病リスクの人種差も知られている。治療で用いられるクロザピンは、耐糖能異常などの副作用が出現する。そのメカニズムは明らかでなく、クロザピンを内服する日本人統合失調症を対象に糖尿病リスクを明らかにすることは重要である。本研究の目的はポリジェニック・リスク・スコア(PRS)を用い、クロザピンにより誘発される糖尿病に関する遺伝的背景を同定することにより、バイオマーカーの予測値であるPRSと臨床情報を加味した糖尿病リスクPRSモデルの形成とPRSモデルを用い前方視的に臨床応用を図ることである。これによりクロザピン内服における個別化薬物療法が可能となり、クロザピン使用での安全性の改善が可能となる。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

クロザピン内服症例のサンプリングが令和5年度に進捗がなかった。

今後の研究の推進方策

対象施設を拡大することで、クロザピン内服をしている対象者のサンプリングを進める。遺伝子解析、PRS解析も並行して進めていく。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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