研究課題
基盤研究(C)
うつ病及びストレス適応とエピジェネティクスには強い関係があると報告されている。ZMYND8-KOマウスは抗不安・抗うつの性質を持つ。ZMYND8はアセチル化ヒストンを認識するエピジェネティック分子であり、転写抑制因子の機能を持つことから、このKOマウスではストレス適応に関連した遺伝子の発現が高くなっていると推察している。本研究では、マウスを使った in vivo、培養神経細胞を用いた in vitroの実験系を用いて、上記のストレス適応関連遺伝子の探索や調節機構、ZMYND8の転写複合体の結合様式などを明らかにする。