研究課題
基盤研究(C)
本研究では、オージェセラピーの最適候補核種-白金族のパラジウム103(103Pd 半減期17日 EC 100%)および、ロジウム103m(103mRh 半減期 56分 IT 100%)の製造に関する基礎的検討を行う。具体的には、高核種純度・高化学純度・高放射能量の条件を満たした核種製造のため、①合金化法に基づく103Pd分離装置の遠隔化、②103Pd/103mRhジェネレータの開発を行い、標的アイソトープ治療の新たな可能性-オージェセラピー研究の基盤になる技術の構築を目指す。