研究課題/領域番号 |
23K07147
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
研究代表者 |
野口 実穂 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子生命科学研究所, 主幹研究員 (40455283)
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研究分担者 |
平山 亮一 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所 重粒子線治療研究部, 研究統括 (90435701)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 放射線誘発老化 / 線維化 / 皮膚 |
研究開始時の研究の概要 |
放射線治療後にあらわれる主要な有害事象の一つに組織の線維化がある。特にがんの治癒を目的とした外照射では皮膚線維化の報告が多く、これは放射線障害として皮膚線維芽細胞に誘導される細胞老化に原因があると考える。本課題ではこの皮膚組織の線維化の細胞・分子レベルでの発生メカニズムの解明を目的とする。具体的には、老化細胞より分泌されるSASP因子に着目するとともに、組織に近い細胞培養環境を構築することで、これまで観察・解析が難しかった皮膚組織とその線維化形成過程の分子機序を明らかにする。 このような放射線障害低減化に資する基礎研究から放射線がん治療の高度化、予後の改善・QOLの向上に貢献できると考えている。
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