研究課題
基盤研究(C)
本研究では、活性酸素種(ROS)のイメージング法を用いて、抗がん剤により誘発される組織障害を早期に検出する診断法の確立を目指す。具体的には、ジヒドロエチジウムを用いたex vivo 蛍光イメージング法により、ドキソルビシン処置したマウスを評価対象とし、下記4項目の検証を行う。①ドキシルビシン誘発性臓器障害レベルとROS過剰発生量の相関関係の検証②抗酸化剤によるドキシルビシン誘発性臓器障害の治療効果の有無の検証③ROSを指標としたドキシルビシン誘発性臓器障害のPETによる評価方法の確立④ROSを共通の指標とするドキシルビシン誘発性臓器障害の早期PET診断法への展開