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Mixed Reality技術を用いた次世代型小線源治療補助システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K07171
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52040:放射線科学関連
研究機関順天堂大学

研究代表者

村上 直也  順天堂大学, 医学部, 教授 (00604282)

研究分担者 稲葉 浩二  国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医長 (00604646)
大熊 加恵  国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医員 (00631136)
中村 哲志  国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医学物理専門職 (20638374)
千葉 貴仁  国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医学物理士 (20804868)
飯島 康太郎  国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医学物理士 (50792909)
岡本 裕之  国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医学物理士 (90595729)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードMixed reality / VRゴーグル / 小線源治療 / 組織内照射併用腔内照射 / Mixed Reality / 小線源治療補助システム
研究開始時の研究の概要

我々は5G-MRシステムを放射線治療に取り入れることで、より安全で迅速に、かつ簡便に高精度な治療を実施できるようにするための開発・研究を行う。本システムの考え得る利用法は多岐に渡るが、本研究において我々が達成すべき目的は以下の3つである。(1)小線源治療の施術中における治療計画情報の可視化による治療効率化。(2)外部放射線治療における診療放射線技師の作業効率化。(3)治療方針検討の効率化。この中でも、本申請では(1)の小線源治療に特化した開発研究を行い、またこれと並行して(2)と(3)やそれ以外の利用法にも活かせる汎用性の高い5G-MRシステムの基礎構築を目指す。

研究実績の概要

本研究ではMixed reality技術を小線源治療に活用することを主眼としている。具体的には、仮想現実を用い、通常イメージしづらい小線源治療実施時の手技のガイド(腫瘍位置ならびに刺入すべきニードルの位置、角度、深さ)をVRゴーグルを利用することで行い、若手医師の手技の獲得あるいは熟練した医師においても円滑な手技の実施を可能とするシステムの構築を目的としている。
まずはファントム実験を行い、その実験を通してシステムの修正を適宜行い、並行して実際の患者に使用するところまでを見据えて研究を進めていく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

研究代表者の異動に伴い、研究実施体制の再構築が必要になった。しかし、共同研究者の一人の飯島医学物理士が順天堂医院に昨年9月に異動し、順天堂医院の小線源治療実施日も週1回から週2回に増やすなど、徐々に環境整備が進んでいる。令和6年4月にはHoloeyes社と契約を結び、Holoeyes社のシステムを使用可能となったため、今後ファントム実験へと進めていく予定としている。

今後の研究の推進方策

研究代表者は日本医学放射線腫瘍学会小線源部会将来検討委員会で取組中の、組織内照射併用腔内照射練習用ファントム開発計画に参画している。科研費を用いてこちらのファントムを購入し、ファントム実験を実施することを予定している。また、並行して患者腫瘍画像データからプレプランを作成し、VRゴーグル上に投影することで組織内照射併用腔内照射をスムーズに実施することを並行して計画していく。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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