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ボリュームメトリー, 肝線維化指標及び肝細胞機能の総合的画像診断法の開発と臨床応用

研究課題

研究課題/領域番号 23K07205
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52040:放射線科学関連
研究機関三重大学

研究代表者

市川 泰崇  三重大学, 医学部附属病院, 准教授 (80725127)

研究分担者 中山 良平  立命館大学, 理工学部, 教授 (20402688)
永田 幹紀  三重大学, 医学部附属病院, 寄附研究部門教授 (40402028)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワード肝機能 / 肝線維化 / Dual-energy CT / 99m-Tc肝受容体SPECT / 細胞外容積分画 / 肝切除術 / 肝予備能 / 肝受容体シンチグラフィ / CTボリュームメトリー
研究開始時の研究の概要

肝切除術後の肝不全は致死的であるため、的確な術前評価が求められる。CTボリュームメトリーによる残肝容積や肝切除率の評価のほかに、肝予備能や肝組織性状(肝線維化等)を加えた総合的な術前評価が重要と考えられる。本研究では、CTボリュームメトリー、99mTc-GSA(diethylenetriamine-pentaacetic acid-galactosyl human serum albumin) SPECT定量解析指標および平衡相CTから評価できる肝細胞外容積分画(ECV)を統合した診断アルゴリズムを開発し、その臨床的有用性を検証する。

研究実績の概要

令和5年度は、dual-energyで撮影した平衡相の造影CTから肝細胞外容積分画(ECV)の3次元マップ作成を行うための簡便なアルゴリズムについて検討を開始しており、現在、肝内血管内領域を動脈相や門脈相のCT画像から取り除くための有効な手法を検討している。また肝ECVの肝細胞機能評価における有用性に関しては、肝細胞癌に対する肝切除術前に99mTc-GSA肝受容体シンチグラフィが施行された83患者を対象に検討している。また同患者群を対象に、肝切除組織の病理学的な肝線維化重症度との関連性や、術後肝機能指標との対比を合わせて行って、肝ECVの臨床的意義や妥当性についての検討を進めている。これらの検討では、他の肝機能指標であるFIB-4, ICG-R15, K値等との比較検討も進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

ヘマトクリットで補正した肝ECVマップを作成できる手法を検討しているが、肝内血管内領域を高い精度で取り除く手法の開発が完了していないため。

今後の研究の推進方策

令和6年度では、肝ECVマップ作成アルゴリズムの開発を急ぐとともに、肝ECVの肝細胞機能評価における有用性について、肝細胞癌に対する肝切除術前に99mTc-GSA肝受容体シンチグラフィが施行された患者群における研究を通じて明らかにする予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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