研究課題
基盤研究(C)
脳の神経軸索のミエリン化は高次脳機能の発現と維持に必須であり、その異常は様々な精神・神経疾患の原因となる。本研究では脳の白質障害を伴うライソゾーム病やRab11A変異型知的障害などの神経発達障害に着目し、疾患モデルマウス脳由来のオリゴデンドロサイト(OL)の純粋培養系ならびに OL 特異的な遺伝子発現を可能とするアデノ随伴ウイルスベクターを用い、OL の病態を改善するマイクロ RNAの治療効果を分子レベルから個体レベルで調べる。