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RNA解析を用いた小児腎疾患と感染症の関連解明研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K07266
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

堀之内 智子  神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (30754593)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード小児特発性ネフローゼ症候群 / ウイルス感染 / RNA解析 / 腎病理組織
研究開始時の研究の概要

小児ステロイド感受性ネフローゼ症候群(SSNS)を対象としたゲノムワイド関連解析においてHLA classII risk/protective alleleの存在を明らかとなり、免疫系に関連する遺伝的素因が示された一方で、発症トリガーとなる外的要因すなわちウイルス感染症などに関しては未だ解明できていない。
本研究では、血液・腎組織・尿のRNA解析や患者血清を用いた抗体解析技術を駆使し、ウイルスRNA配列の同定手法を確立する。さらに、腎発現蛋白のトランスクリプトの変化を明らかにし、臨床病理や遺伝情報との関連解析を行う。

研究実績の概要

本研究では、血液・腎組織・尿のRNA解析や患者血清を用いた抗体解析技術を駆使し、
ウイルスRNA配列の同定手法を確立する。さらに、ネフリンなど腎発現蛋白のトランスクリプトの変化を明らかにし、臨床病理や遺伝情報との関連解析を行う。
血液・腎組織・尿のRNA解析や患者血清の解析技術を駆使し、ウイルスRNA配列の同定ならびに、それに伴う腎発現蛋白のトランスクリプトの変化を明らかにし、腎疾患発症のメカニズムの解明ならびにRNA解析による診断法開発、治療法の最適化の足掛かりとすることである。RNA解析により、腎発現蛋白のトランスクリプトの変化を検討する。
それにより臨床・病理像を反映するトランスクリプトの変化を同定する。
腎生検で得られた腎組織のRNA解析が最も病態を反映させると考えられる一方、腎組織のRNA解析と同様の結果を尿の細胞から得ることが出来れば、非常に非侵襲的に検査を遂行することが可能となる。その実現のために、腎組織のRNA解析と同様の結果を尿中落下細胞由来RNA解析でも得られるように検証を行う。
2023年度においては、腎生検サンプル(約30例)ならびに血液サンプル(約10例)の収集を行った。現在、解析のための準備を行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

2023年度においては、腎生検サンプル(約30例)ならびに血液サンプル(約10例)の収集を行い、解析のための準備を行っている。

今後の研究の推進方策

RNA解析により、検出されたウイルスがあれば、患者の臨床・病理像との関連解析を行う。ウイルス検出の有無ならびにウイルスの違いにより、重症度の差異、再発の有無、治療効果の差異があるのか、検証を行う。
また、腎発現蛋白トランスクリプトの変化と臨床・病理像の関連解析として、RNA解析により、腎発現蛋白のトランスクリプトの変化を検討する。それにより臨床・病理像を反映
するトランスクリプトの変化を同定する。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)

  • [学会発表] Common Variants in Mendelian Disease Genes as Risk Factors for CKD2023

    • 著者名/発表者名
      Tomoko Horinouchi
    • 学会等名
      American Society of Nephrology Kidney week 2023
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 国際学会 / 招待講演

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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