研究課題
基盤研究(C)
濾紙血を用いて、SMN1遺伝子の欠失をqPCRで確認した後、同じ濾紙血を用いてSMN蛋白を測定し(特許出願中)、さらにデジタルPCR(ddPCR)法を用いたSMN1とSMN2のコピー数を測定することで、新生児スクリーニングの初回検査の結果報告と同時にSMAの病型予測を可能とする。また、PDの新生児スクリーニングにおいては、GAA酵素活性の低値を確認した後、ELISA法によりCKを測定し、カットオフ値以上であることが確認された場合には、再採血を行わず直ちに精密検査を行うことで、直ちに治療が必要なIOPDを区別できることを見出した。直ちに精密検査受診、治療へと進むシステムを確立する。